校長室から(2023年度)

最近、うれしく感じていること(校長室から)

2023年6月15日 08時20分

最近、うれしく感じていることが2つあります。

1つ目は、自分から「おはようございます!」とあいさつする子供たちが多くなってきたこと

朝、正門で、私があいさつをしようとする前に、子供たちの方から「おはようございます!」の声が聞こえることが多くなってきました。気持ちのいい1日のスタートです。

2つ目は、下校時、班ごとに集合して静かに待てるようになったこと

6月から、安全確保の観点から、下校時、校庭に班ごとに集合してから下校することとしました。2週間続けてきましたが、今では班ごとに集合でき、下校することができています。決まった下校時刻に帰れるよう、さらにみんなで協力していけるといいですね。

校長室から(2022年度)

ポジティブ変換器(校長ブログ)

2022年6月2日 16時19分

私が思う自分の長所、短所は次のような感じです。

<長所>
新しもの好き
好奇心旺盛
常に前向き
優しい

<短所>
飽きっぽい
落ち着きない
せっかち
いいかげん
無駄遣いが多い
大食い
せかせかしている
集団行動が苦手
面倒くさがり

誰にでも長所、短所があり、おそらく日本人の特性として、特に短所の方が多くなってしまうのではないでしょうか。
さて、ものは考えようで、一見ネガティブと捉えられがちな短所をポジティブ変換してみるとどうなるでしょうか。

<短所をポジティブ変換すると>
飽きっぽい → 気持ちの切り替えが早い
落ち着きない → アクティブ
せっかち → テキパキしている
いいかげん → おおらか
無駄遣いが多い → 社会に貢献している
大食い → 健康的
集団行動が苦手 → 自立している
面倒くさがり → 効率的に考えている

何だか、短所も長所のように感じてしまいます。
要は自分の気持ちの持ちようということです。
同じ景色でも、見る人の心の持ちようで、バラ色にもなるし、灰色にもなるということです。

アドラー心理学でもよく出てきますが、人は「客観的な事実」ではなく、自分で意味づけをしている「主観的な解釈」の中で生きているということ。自分で「変えられること」(自分の考え方や行動など)と自分で「変えられないこと」(他人の考え方や行動など)の見極めをしっかりすることで楽に生きられるということです。

ちょっとしたスキルですが、これが定着してくると、何だか楽しくなってきます。
特に、逆境にいる時、つらい状況の時。そんな最悪な状況を客観的にとらえ、「あとは上がるしかない!」と思えたら最強ですね!

何事もポジティブ変換して、世界に一人しかいない、かけがえのない自分と上手につきあっていけるといいですね。

私は、自他共に認めるめんどくさがりですが、めんどくさいと思ったことを丁寧にやると人生案外うまくいくということもこの歳になってやっと学んだことです。

駒込小学校長 鈴木 昭博