校長室から

コロナ禍で始めたこと(校長ブログ)

2022年5月17日 16時19分

私は元来あきっぽい性格で、今まで何を続けても長続きしないことがほとんどでした。

それでも、コロナ禍の新しい生活様式の中ではじめたことが3つあります。
それはダイエットとトレーニングの継続、オンライン英会話です。

大学生くらいの頃までは、何とか高校生の頃の体重を保っていましたが、社会人となり初めての赴任先の学校には同じ年代の若い先生方が多く、よく一緒にご飯を食べに行っていました。まぁ若かったのもありますが、かなりの大食い友人たちとご飯おかわり無料といったレストランにいってはとにかく食べまくっていました。当然、あたりまえのように体重は増え、人生最高体重は80㎏ちかくまでいきました。その当時の写真をみるとよく「劇団ひとり」に似ているとも言われます。

その後は、そこまでの体重ではないものの運動していても70㎏前半台を推移していましたが、コロナ禍で長女が「脂肪燃焼スープダイエット」をはじめて結果を残しているのをみて、私もやってみました。ホールトマトの缶詰とタマネギを使ったスープを作って、夕食をそれに変えました。それが見事にはまり、なかなか落ちなかった体重が数年ぶりに65㎏くらいまで落ちました。

食べること飲むことが大好きで、50歳台のおじさんが自由に飲んだり食べたりしていたらあっという間に太るのは当然です。そして、このくらいの年齢になると摂取エネルギーもそれほどいらなくなると思います。

今では、朝はコーヒーのみ、昼は給食、夜は納豆や豆腐、サラダ、野菜を中心の食生活に落ち着いていいます。持久系スポーツに取り組んでいることから、ファットアダプテーションと言われる脂肪を効率よく使える身体を手に入れるための食事制限をしています。夕食と次の日の食事までの時間を10時間以上空ける、夜9時までに夕食を食べるとすると次の日の給食まで約15時間あくことになります。このことで脂肪を使いやすい体質になっていきます。これはここ3年くらい継続しています。

トレーニングについては、コロナ禍の密をさけるために、早朝から1人で人がいないところを走ることを続けています。ここ3年くらいは毎朝5時前には起きて身体を動かすことを毎日続けています。トレーニングについては世界中でもっとも利用されていると言われるスポーツ系SNSアプリ「ストラバ」を使って記録しています。これは友人や有名なスポーツ選手のトレーニングログが確認できるので、モチベーションがあがります。

そして、オンライン英会話。私は高校生の頃は、こう見えて英語がとても得意でした。しかし、それはいわゆる昔の受験英語で、読む、書くが中心のことでした。海外旅行に行っても簡単な単語やジェスチャーでしかコミュニケーションがとれず、いつか少しでも英語で会話できたらいいなぁと思っていました。そんな時、以前の職場の国際部で、オンライン英会話の研修案内があり、早速申し込みました。半年間、1回30分程度、約100回ほどのオンライン英会話に取り組みました。はじめは頭ではわかっていてもそれが英語で表現することがすぐにでてこなくて、とてももどかしいという感じでしたが、予習や復習を通して、簡単な中学生程度の会話で、コミュニケーションがとれるという感じも味わうことができました。また、その時に10カ国をこえる世界中の方々との会話を通して、その国々の文化を学ぶことができました。それがとても楽しかったのを覚えています。言語習得は筋トレと同じとよく言われます。継続が大切です。現在は、YouTubeや様々なアプリなどで、昔より簡単に学べる環境が整っています。あとは自分のやる気次第です。私の長期目標では、60歳までに簡単な日常会話として海外の方とコミュニケーションがとれるくらいのレベルに達したいと考えています。

「継続は力なり」この言葉の偉大さを最近になってつくづく感じています。

駒込小学校長 鈴木 昭博