校長室から(2023年度)

「家庭教育学級」開級式にあたって(校長室より)

2023年6月6日 12時40分

 6/5(月)に「家庭教育学級」の開級式があり、親子給食、親子はみがき教室が開かれました。

 家庭教育は「すべての教育の出発点」と言われます。子供たちは、家族とのふれ合いを通して、基本的な生活習慣や思いやり、自立心、社会的なマナーなどを身に付けていきます。家庭は、子供たちにとって、最も身近に接する社会そのものです。常に子供の心のよりどころとなっており、家庭の役割はとても重要です。しかし、特別なことをするということではなく、例えば

・ 「おはよう」「ただいま」「おやすみ」などのあいさつを習慣にしている。

・ 早寝早起きを心がけている。

・ 家族団らんの時間を大切にしている。

・ 親子で一緒に何かを体験する。

・ 学校での出来事などについて、子供とよく話をする。 などです。

 そういった日々の積み重ねが、子供たちの健やかな成長につながっていきます。

校長室から(2022年度)

ゆっくり一歩一歩(校長ブログ)

2022年9月1日 16時19分

2学期が始まりました。

私の小学校の頃を思い出すと、やっぱり8月最後の頃になって必死に宿題に取り組んでいた気がします。
それはそれで自業自得なのですが、それでも2学期が近づくと早く学校に行って友達といっぱい遊びたいなぁと思っていた気がします。

さて、今日の始業式では、「人生は長い旅のようなもの」という話をさせていただきました。

晴れの日もあれば雨の日もある。嵐の日もあるでしょう。
それでも一歩一歩進んでいく。
たまには、道草をくったり、ちょっと立ち止まったり、はたまた引き返してみたり。
旅の途中には、良いことばかりじゃなく、予想だにしない困難も待ち受けているかもしれません。

ただ、みんなの旅は決して1人ではない。一緒に歩いてくれる家族もいる。助けてくれたり応援してくれる先生方もいる。一緒に歩いてくれる友達もいるかもしれません。

4月の始業式にも話しましたが、「まわりの人に優しくしましょう。」ということを2学期も忘れないでください。

自分がまわりの人々に優しくした分、きっとみんなの人生は豊かになるはずです。

誰かが困っているときにどんな行動ができるのか、とっても大切なことだと思います。

「大丈夫?」って一言声をかけられる人になれるといいなぁと思います。
優しい言葉をかけられなかったら、何も言わなくても寄り添ってあげるだけでもいいと思います。

そうやってまわりの人に優しくできる人が増えてくるといいなぁと思います。

今日は、3人の代表児童が2学期の豊富を話してくれました。
いろんなことにチャレンジしたいという意欲がひしひしと伝わってきました。

はじめから全力疾走する必要はありません。

ゆっくりでも一歩一歩、着実に前を向いて歩いて行きましょう。

困ったときは、みんなの家族、友達や先生方、いろんな人が助けてくれますよ。

駒込小学校長 鈴木 昭博