校長室から(2023年度)

運動会を通して(校長室から)

2023年5月30日 08時23分

 5月27日、天候にも恵まれ、予定どおり運動会を開催することができました。

 開催にあたり、テントの設営や片付け、除草作業など、ご協力くださいましたPTA本部役員の方、ボランティアとしてご協力くださいましたたくさんの方々に、改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 最初の全体練習で、私は子供たちに次のようなお話をしました。「一生懸命にがんばること。一生懸命にがんばれば、見てる人を感動させることができ、みんなから応援してもらえる」

 練習を積み重ね本番。子供たちは、期待どおり演技や係活動に一生懸命取り組み、私たちにたくさんの感動を与えてくれました。本当にすばらしかったです。


 今般、学校行事を見直し精選していく中で、半日開催ではありますが「運動会は実施」です。運動会には、大きな教育的意義があると考えています。

 運動会を実施することは「目的」ではなく、あくまで「手段」です。運動会を「通して」、子供たちに「どのような力を身に付けさせるのか」「何ができるようになるか」全教職員で共有し、本番に向けて子供たちを支援してきました。今後は、子供たちとともに「リフレクション(振り返り)」です。

 成果と課題を明確にし、これからの教育活動へ生かしていく「サイクル」を大切にしたいと考えています。

校長室から(2022年度)

学び続けること②(校長ブログ)

2023年2月17日 16時29分

先日、自宅に戻るとポストにレターパックが入っていました。

誰からだろうと名前を見てみると、そこには懐かしい名前が書かれていました。

コロナ前までは、年賀状のやりとりもしていた方でした。

その方とは、私が20代後半の頃、茨城県教育委員会の内地留学制度を利用して、上越教育大学大学院に2年間勉強にいっていたときの同僚の方です。

当時、茨城県から上越教育大学には毎年3名の教員が大学院に行っていました。私の時も、3人の教員が行っており、当然茨城県からは通えないので、大学の宿舎を借りて2年間勉学に励んでいました。

日本全国から集まってくるので、同じ県からの先生方とは当然仲良くなるし、いろいろと交流も深まりました。

私と、もう1人の先生は、臨床心理学を学んでいて、もう1人の先生は算数・数学を学んでいました。

その先生が今回本を贈ってくださった岡澤先生です。

岡澤先生は、数年前に退職し、現在再任用で「つくば市立みどりの学園義務教育学校」に勤務しており、これまでのご自分の算数・数学の研究の成果を本にまとめて出版されたのでした。

そして、その本を贈ってくださったのです。

書籍名は、「算数・数学の面白小話」岡澤 宏 著  東京図書出版 です。

中身は、算数・数学の授業で使える面白小話が55話、掲載されています。

懐かしいとともに、とてもうれしくて、そして、当時からずっと算数・数学を研究し、退職後、本にまとめられた岡澤先生、すごいなぁと思いました。

本校でも本を先生方に紹介し、授業の中でも活用していきたいと思います。

岡澤先生、ありがとうございました!

ちなみに、つくば市立みどりの学園義務教育学校は、小中一貫校で全校児童生徒約2,000人のマンモス校です。

古河市立駒込小学校長 鈴木 昭博

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