校長室から(2023年度)

「家庭教育学級」開級式にあたって(校長室より)

2023年6月6日 12時40分

 6/5(月)に「家庭教育学級」の開級式があり、親子給食、親子はみがき教室が開かれました。

 家庭教育は「すべての教育の出発点」と言われます。子供たちは、家族とのふれ合いを通して、基本的な生活習慣や思いやり、自立心、社会的なマナーなどを身に付けていきます。家庭は、子供たちにとって、最も身近に接する社会そのものです。常に子供の心のよりどころとなっており、家庭の役割はとても重要です。しかし、特別なことをするということではなく、例えば

・ 「おはよう」「ただいま」「おやすみ」などのあいさつを習慣にしている。

・ 早寝早起きを心がけている。

・ 家族団らんの時間を大切にしている。

・ 親子で一緒に何かを体験する。

・ 学校での出来事などについて、子供とよく話をする。 などです。

 そういった日々の積み重ねが、子供たちの健やかな成長につながっていきます。

校長室から(2022年度)

学び続けること②(校長ブログ)

2023年2月17日 16時29分

先日、自宅に戻るとポストにレターパックが入っていました。

誰からだろうと名前を見てみると、そこには懐かしい名前が書かれていました。

コロナ前までは、年賀状のやりとりもしていた方でした。

その方とは、私が20代後半の頃、茨城県教育委員会の内地留学制度を利用して、上越教育大学大学院に2年間勉強にいっていたときの同僚の方です。

当時、茨城県から上越教育大学には毎年3名の教員が大学院に行っていました。私の時も、3人の教員が行っており、当然茨城県からは通えないので、大学の宿舎を借りて2年間勉学に励んでいました。

日本全国から集まってくるので、同じ県からの先生方とは当然仲良くなるし、いろいろと交流も深まりました。

私と、もう1人の先生は、臨床心理学を学んでいて、もう1人の先生は算数・数学を学んでいました。

その先生が今回本を贈ってくださった岡澤先生です。

岡澤先生は、数年前に退職し、現在再任用で「つくば市立みどりの学園義務教育学校」に勤務しており、これまでのご自分の算数・数学の研究の成果を本にまとめて出版されたのでした。

そして、その本を贈ってくださったのです。

書籍名は、「算数・数学の面白小話」岡澤 宏 著  東京図書出版 です。

中身は、算数・数学の授業で使える面白小話が55話、掲載されています。

懐かしいとともに、とてもうれしくて、そして、当時からずっと算数・数学を研究し、退職後、本にまとめられた岡澤先生、すごいなぁと思いました。

本校でも本を先生方に紹介し、授業の中でも活用していきたいと思います。

岡澤先生、ありがとうございました!

ちなみに、つくば市立みどりの学園義務教育学校は、小中一貫校で全校児童生徒約2,000人のマンモス校です。

古河市立駒込小学校長 鈴木 昭博

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