校長室から(2023年度)

「家庭教育学級」開級式にあたって(校長室より)

2023年6月6日 12時40分

 6/5(月)に「家庭教育学級」の開級式があり、親子給食、親子はみがき教室が開かれました。

 家庭教育は「すべての教育の出発点」と言われます。子供たちは、家族とのふれ合いを通して、基本的な生活習慣や思いやり、自立心、社会的なマナーなどを身に付けていきます。家庭は、子供たちにとって、最も身近に接する社会そのものです。常に子供の心のよりどころとなっており、家庭の役割はとても重要です。しかし、特別なことをするということではなく、例えば

・ 「おはよう」「ただいま」「おやすみ」などのあいさつを習慣にしている。

・ 早寝早起きを心がけている。

・ 家族団らんの時間を大切にしている。

・ 親子で一緒に何かを体験する。

・ 学校での出来事などについて、子供とよく話をする。 などです。

 そういった日々の積み重ねが、子供たちの健やかな成長につながっていきます。

校長室から(2022年度)

1年生との帰り道(校長ブログ)

2023年2月3日 16時41分

出張等がないときには、できるだけ1年生と一緒に下校をしています。

特に、デイリーヤマザキや内山街道付近は、車の往来が多いので、そちらを重点に歩いています。

1年生と歩いていると、いろんな話をしてくれるのでとても楽しいです。

1年生A:「この前、ディズニーランドに行ったよ!」

1年生B:「ぼくは、2回行ったことがある!」

1年生C:「私は、3回!」

だんだん増えていく。

1年生A:「校長先生の頭はハゲ?」

私:「これは坊主っていうヘアスタイルなんだよ。」

1年生B:「あ、ハゲはうちのじいじだ!」

違いを認識した様子。

1年生A:「校長先生の車、退院してきた?」

私:「そうそう、もう戻ってきたよ。車も車検っていってときどき健康診断するんだよ」

1年生B:「ママの車も車検やって、かわりにへんな車がきた。」

私:「なるほど、それは代車っていうんだよ。」

そんな話をしながら社会のしくみを学んでいる。

私:「今日は、どんな遊びをしてたの?」

1年生A:「プリンセスごっこ!」

私:「プリンセスごっこって何?」

1年生A:「お姫様と王子様がいて、お姫様だっこするの。」

私:「お姫様だっこって重いでしょ。」

1年生A:「力持ちだから全然平気!」

私:「すごいねぇ~!」

そんな遊びがあるのか!

先日は、何かにつまずいて転んでしまった子がいて、痛くて泣いていると、友だちが優しく手をつないであげて、一緒に歩いていました。

気がつくと、2人の友だちが、右手も左手も手をつないであげて、転んだ子を真ん中にして「大丈夫?」って言いながら3人で歩いていました。

なんてみんな優しいんだろう。

4月からずっと「まわりの人に優しくしましょう!」と言っていますが、実際に行動に移している1年生の姿をみて、1年生かっこいいなぁ!と思いました。

こんな心遣い、思いやり、優しさをすぐに行動にできる子供たち、とっても素敵です。

私も見習わなくてはと思った瞬間でした。

古河市立駒込小学校 校長 鈴木 昭博

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